セイント

とにかくバカらしいんですよ、この映画。
信じられない変装、有りもしないハイテク機器。
馬鹿げているけど、何ともいえないロマンス・アクション大作。
 
バル・キルマー、ズバぬけてハンサムじゃないのに、どことなくセクシーでカッコイイ。
そもそもこの作品が、あたしをカレの大ファンにさせたのですが、、、。
 
話のバカらしさ。これ決して悪い意味じゃない。
そのバカらしさを忠実に見せてくれる見事な演出。そして恋愛の軸とその描写。
どれをとっても、ものすごく満足する。ここまでやってくれると本当に気持ちがいい。
 
イギリスとロシアしか出てこないところもいい。
 
バル・キルマーの鮮やかな変装泥棒ぶりは、かなり決まってるし、シュール。
根っからのワルじゃないような悪役のロシア人親子も、不気味でアホで微笑ましい。
 
デュラン・デュラン、ケミカル・ブラザース、エブリシング・バット・ザ・ガールの音楽が
またまた盛り上げる。
ハイ・テクの使いっぷりもいいし、細かい演出やちょっとした見せ場も大切に作られている。
 
恋愛の部分は羨ましくなるほどかわいらしいの。
バル・キルマー演じる「聖人(セイント)の名を語る泥棒」の優しさにも惚れてしまう。
それに私はエリザベス・シューって好きじゃないのに、なぜかとても可愛く見える。
 
とにかく、おススメ!本当に何度観ても大丈夫な作品だから。お伽話だから。
 
そうそう、セリフもいい。
特に地下シンジケートのロシア語訛りの英語を話すフランキーっておねーちゃんがいい。
涼しい目つきで『いいわね、そのブルガリ』っての、シビれる。
 
2ヵ月に1度は観てるから(バカ?)多分7回目くらいかなぁ?

セイント
監督:フィリップ・ノリス
出演:ヴァル・キルマー/エリザベス・シュー/レイド・ジルベッジア/ヴァレリー・ニコラエフ/ヘンリー・グッドマン/エフゲニー・ラザレフ/イリーナ・アペジモワ/ピーター・ギネス 他
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セイント” への2件のフィードバック

  1. hakoちゃん、ようこそ、こんばんわ。
    それにしても、観るの遅すぎ。(笑)
    そうなのそうなの、全体的に優しい話だね。
    しかも、悪いやつがバカ!(笑)
    ところで、hakoちゃん、BLOG更新されてませんが、
    忙しいのでしょうか?ははは・・。

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  2. しずちゃん、ご無沙汰。
    観ました、しずちゃんのイチオシの「セイント」。
    確かに、バカらしかったけど、確かに、バル・キルマーかっこいいかも。
    でも、ちょっと優しすぎない?いい人すぎるキャラクターだと思う。
    全体的に優しいお話だから、いいのかな。

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