「期待してたんだけど、つまんなぁーい」と母は言った。
つまんなぁーい、で片づけちゃってイイんだろうか、と私は考える。
「オーストラリアの映画なんてつまんないよ」、としたり顔で言う
「マッドマックス」大好きの父親にもあきれたモンだ。
現在と過去をつかむまでにそうとう時間がかかる。「女と女」の関係に悩む。
そうか、単純に発展しない「女と女」の関係をドロドロっと描いてるのかしらん、とか・・。
深く考えてはいけない。
映像のつくりは「暗いバクダット・カフェ」だとか、
いろいろ謎のままでも「こういう話なんだな」とか思うとイイ。
そして「井戸」・・これは寒い。寒さが妙に伝わってくる。
パメラ・レイブの演じるレスターという地味すぎる女性の何かに通じる。
★★★