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2001/01/04
　　　　　
　　　　
https://youtu.be/e7Cu83RlgGQ　　　
　　

これはすごい。

闘うシーンになると、映像が違う。ものすごく綺麗で、ものすごく深い。ラッセル・クロウは見事な好演ぶりで、惚れてしまいそう。カッコ良すぎる。超おすすめ。映画館で観なかったことが悔やまれるような作品。2時間30分はあっという間でした。何度も泣けるしね。（涙）音楽はハンス・ジマー。上品なのに、重厚で、それなのにどこか切なさを感じさせる音楽ってすごくないですか？巨匠だわね、この方とかエンニオ・モリコーネとか。ザ・ロックも音楽はハンス・ジマーだと思ったけど、何年経っても色褪せそうにない音楽ですね。ああ。こういう映画はもっと観たいなぁ・・・。
　　
この作品でオスカーを受賞できなかったリドリースコット、テルマ＆ルイーズ以来の気の毒さかげんです。（苦笑）密かに、ホアキン・フェニックスも好演してると思うのでした。

監督：リドリー・スコット
出演：ラッセル・クロウ/ホアキン・フェニックス/コニー・ニールセン/オリバー・リード/リチャード・ハリス/デレク・ジャコビ/ジャイモン・ハンスゥ　他

ここからネタばれあります。
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私はこの映画の登場人物の中では、［プロキシモ］が役として非常に重要でおもしろくて好きなのですが、実はこの人買いのプロキシモ役を演じたオリバー・リードは、この作品の撮影中に、マルタ島で急死していたのです。［プロキシモ］というのは非常に重要な役柄なわけですよ。ラッセル・クロウが演じる主人公マキシマスを奴隷として買うところからはじまり、グラディエーターとして戦いの舞台を与え、共にお互いの目的に向かって行動していくわけで、
最終的には両方とも死にますが、このプロキシモはマキシマスの飼い主（所有者）でありながら、彼の逃亡と復讐を助けて死んでいくわけです。
つまり、オリバー・リードが死んだ時、撮影はまだ終わっていなかったのでしょうから、どのシーンがどのくらい残っていたのかは定かではありませんが、
残っていたシーンは全て合成ということになるわけです。
　　
この話を知ったのは、もちろん映画を観終わった後です。だから、これには、超驚きました。撮影中に役者が亡くなってしまった時の、監督をはじめとする関係者の気持ちを想像したりするしね。そんなこともあって、かなりこの作品には入れ込んでいて、スタッフ・キャストをリスペクトしています。