ヴァル・キルマーは、
あたしが最も愛する男優である。
・・・いきなり青年の主張のよう。(苦笑)
このCINELOGをたまに読んでくださるあなたなら、
すでにお見通しのこととは思いますが、
あたしが映画を観る理由なんて、
勧善懲悪のドンパチが好き、とか、
イイオトコが観たい、とか、
綺麗なおねえちゃんに自分を重ねてみたい、とか、
シュールな場面に感情移入したい、とか、
まぁ、そんな現実逃避型の理由であることは明確です。
・・・今度は開き直り。(涙)
この映画はお祭り騒ぎですね。
よく判らないのは、いったい主役は誰・・?、みたいな。
もちろん、どんな映画でも、ヴァル・キルマーが出ていたら
カレが主役なんだけどね、あたしには。
同じ理由で、バンデラスならバンデラスが主役で、ベン・アフレックも、
ヒュー・ジャックマンも、ジョニー・デップも、そんな位置づけなんです。
そもそも、ジム・キャリーがすごいんだけど、
まぁ、そういう役だからいいよね、という程度?嵌ってました。
あたしは『マジェスティック』みたいなのの方が好きですが。
トミー・リー・ジョーンズの扱いには少し呆れたけど
かなりすごい存在感ではあるね。
でもって、また好きでもないクリス・オドネルがイイ味出してるなぁ~、
なんて感心しつつ、ニコール・キッドマン、マジでかわいい。
でも本当のこと言うと、一番印象に残って、
かなり良かったのは、やっぱり執事のアルフレッドを演じる
マイケル・ガウでしょ~か。
そんなこと考えている間に映画は終わってしまいました。
で、肝心のバットマンはどうなのよ?
ヴァル・キルマーが本作で去り、クルーニーの後にも
誰も続いてくれなかったのが何となく判る、このシリーズ。
前2作ほどの暗さがなかったのは、あたしには救いでした。
ていうか、この作品をあたしは好きですよ。
お祭りに★★★