★★☆
2004.9.10/シネカノン有楽町2丁目
誰も知らない [DVD] ![]()
バンダイビジュアル 2005-03-11
by G-Tools
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あたしをよくご存知の方々は、さぞかし驚いていることだろう。
あたしだって、ちょっと驚いている、というか、後悔しているんだから。
そもそもよ、声帯にできたポリープを切除したために、体は普通に元気でも、
発声を禁じられているせいで仕事に行かれず、平日に休んでいなければ、
こんな映画をわざわざ映画館に観には来ない。
予想通り、映画館に入るなり、むちゃくちゃ気分を害した。
まず、こういうミニシアター系(ミニシアターに相違ないが)の作品は、
平日なのにそれなりに人が入っていて、受賞作品ともなればなおさらだ。
しかも、ミニシアターは、ひとりで観に来る方々が比較的多いので、
席は当然飛び石で埋まり、さらにその埋まり方は、完全なる後方から。
妙に玄人っぽい。むぅかぁつぅくぅぅぅぅぅぅぅっ!
だからあたしはミニシアター系の小品は観たくてもガマンする。
ミニシアターがキライだからだ。(箱の話です、箱の。)
ネスレのCFが好きだ。でもこの映像化の理由はわかりません・・。
解釈が難しくて少し悩んでいる。いやな映画だったことに間違いはない。
でも、どうだったら自分はこの映画がイヤじゃなかったんだろうか、と。
感じ方は人それぞれだけど、つまり、あたしは[キライ]だったのだ。
守らなければいけないもの、育てなければならないものを、
こんなカタチで傷つけ、壊し、失われていく。
実際この作品の下敷きになったネタはこんなものじゃない。相当ひどい。
場所だってあんなモノレールや飛行機の見えるところじゃないぞ、巣鴨だぞ。
だから創作部分は相当多いし、まだ救われるところもあるけど、
でも、そんな残酷なものを観て『いやー映像が素晴らしい!』とか
『脚本がすごい!』なんて言ってらんないのがあたしだ。
アドリブが多用されているらしき本作品なだけに、なおさら痛い。
当然子供たちを演じる子供たちが素晴らしいこともそれを助成している。
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誰も知らない
実際に起きた事件をモチーフにした映画親に置き去りにされた4人の子供の物語。母性や絆を感じさせる母との生活を描く前半が,後半の悲しみを際立たせる。送られてくるお金を持って買い物に出かけるうち友達が出来た長男。上辺だけの関係ですぐに離れてしまう
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誰も知らない という映画
かなし~い映画でした。なんかねえ、最初から最後まで胸がしめつけられてましただ。案の定、実際の事件はもっと悲惨で、末っ子は椅子から落ちて死んだんじゃなく、長男の友達に殺されたみたいですね。事件関連のHPはhttp://www8.ocn.ne.jp/~moonston/family.htm
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