砂と霧の家 [T]

またしても、劇場内に9人の観客。キャパシティーは120人。
この劇場では1日に11:10~の1回上映だったんですが、
この入りを見て頷けました。

でも、観客の入りよりは、いい映画ですよ。
原作を読んでみたくなりました。

砂と霧の家
三世,アンドレ デビュース (著)
Andre,3 Dubus (原著)
竹内 真理子 (翻訳)
出版社:DHC
2001-08
Amazonで詳しく見る

by G-Tools

砂と霧の家
House of Sand and Fog[2003年・米・126分]
監督:ヴァディム・パールマン
出演:ジェニファー・コネリー/ベン・キングスレー/ロン・エルダード

★★★


あの時、こうしていれば・・・・・!
あの時、こうしなければ・・・・・!

っていう気分が繰り返し繰り返し、襲ってくる。
人間の気持ちのとても単純な部分が、
とても正直に表現されている感じがした。

もちろん、この話の結末は、むちゃくちゃ不満。
ひどすぎるんだよね、話の展開。でも現実的なんだけど。
それでも、だからこそ、いろいろな[後悔]を体感するんだね。

役者も皆それぞれになかなかイイ演技で、
お話しにこそ救いはないけど、
お話しほど、観た後の気分は暗くならないのが不思議。

砂と霧の家 [T]” への4件のフィードバック

  1. 砂と霧の家

    美しい海と夕日が見える一軒の「家」。亡き父の形見であるその家に住むキャシー(ジェニファー・コネリー)は、郡の手違いから家を失ってしまう。代わりに家を手に入れたのは、政変で祖国イランを追われたベラーニ元大佐(ベン・キングズレー)一家だった。愛する妻と息

    いいね

  2. Time For Kids

     昨日、地震がありました。お酒を飲んでいたので、最初は私の頭が揺れているんだろうかと思ったのですが(こう書くと、すごくヤバそうな人っぽい)、蛍光灯から下がっている紐の揺れ具合で地震なんだと分かりました。幸い、震度2でしたが。なんだか怖いですね。去年から

    いいね

  3. はっちさん、こんばんわ。
    そうそう、そういう感じもわかります。
    なんで?なんでなの?って感じの怒りでした、あたしの場合。

    いいね

コメントを残す