日本アカデミー賞作品賞を受賞していたようなので、観てみました。
かわいそうなだけの映画だが、私たち日本人は、こういう話が好きなのかな、やっぱ。
なんだか救われない気分になってしまった。あたしはこういう作品は好まない。
それに、この作品は非常に中途半端だ。
登場する人物や機関それにエピソード、それらの関係がすべてにおいて、
きちんと描ききれていないように思えて、これまた悲しいくらい残念。
だって、この作品の原作って、もしかしてすごくイイんじゃない?
なんて想像させるような感じなのに。
ああ、でも、主演の寺尾聰さんは演技の上手な人だと改めて思うし、
國村隼さん、キルビルではルーシー・リューに豪快に首を飛ばされてたように思うんだけど、
今作でも、あの弁護士の独特のキャラクターをきちんと表現してくれてると思いましたし、
樹木希林さんなんて、今思い出しても泣けてくるほど素晴らしい。
日本には本当に素晴らしい役者さんがいて良かったなぁ、とは思ったので
その部分では救われたかもしれない。
今は日本映画はキライだけど、今後には当然期待しています。
半落ち
監督:佐々部清
出演:寺尾聰/柴田恭平/石橋蓮司/國村隼/樹木希林/本田博太郎/原田美枝子/鶴田真由 他
東映/2004-07-21
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★★

映画 『半落ち』 のこと
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