ルパン三世 風魔一族の陰謀

最近アニメーション作品を観ていますが、あたしなりに、ちょっとワケがありまして・・・。
でも、今週でアニメ週間は終了です。(苦笑)

ルパン三世 風魔一族の陰謀
B0000C4GN3 ■演出:大関雅幸/原作:モンキー・パンチ/脚本:内藤誠/作画監督:友永和秀/監修:大塚康生
■声の出演:古川登志夫/銀河万丈/塩沢兼人/小山茉美/加藤精三/広瀬正志/千葉繁他
 
東宝/2003-10-24 
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★★★


キャラクターの声を一新したことが、あまり良くない方で評判の作品のようです。
 
もともとルパンを愛する人は、故山田康雄氏ごとルパン三世だというところでしょうか。
だから、きっとつらいのでしょうね。客観的に言っていますが、
あたしも例外ではないです。栗田さんのルパンは観たことがありません。
ただ、この作品が作られたのは山田さんが亡くなる前で、キャラクター全員一新なので、
あくまでも、何かを志しての「試み」だったのでしょう。
そういう風に考えれば、この評判は恐らく作り手サイドには予想の範疇なんでしょう。
結論から言うと、声をどうこうする前に、話をどうこうした方がいい。
詳しく書くと、ストーリーそのものに触れるので、それ避けますが、
ルパンは泥棒、それも“神出鬼没の大泥棒”なのだ。それを忘れられては困る。
あの「ルパン三世」という作品を、映画作品として観ているのだから、
それに充分応えていないこの作品は、そういう評価の結論にせざるを得ない。
 
そして問題の[声]だけど、3つの★のうちの2つは声の方々に差し上げたいの。 
[声]って重要、特にルパンはしんどいだろう、というイメージを持っていたので、
鑑賞後、さくっとネット検索で評判を調べたら、言うほど酷評されていないのね。声も話も。
むしろ、観てみたら、思ったほど悪くない、という評価もあった。
 
声に関しては、あたしもそう思う。演じる方々もしんどいはずだ。
それなのに、違和感はもちろんあるけど、その違和感が全然イヤじゃなかったからね。
さすが、ベテラン、ということなのでしょうか?
重要なことは、この作品を鑑賞したことで、
栗田ルパンも観てみよう、という気になったことかしら。

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