下妻物語

日本映画はしつこいようだが、積極的には鑑賞しない。
この作品も、掃除しながらケーブル垂れ流しで観ていたら始まってしまい
おもしろい、と噂は聞いていたので、他に観るものもないから観ていただけー。
でも、これは、おもしろかったぞ。できれば時間のある時に、観て欲しい。

B0002X7IXC 下妻物語 スタンダード・エディション
監督・脚本:中島哲也/原作:嶽本野ばら
出演:深田恭子/土屋アンナ/宮迫博之/篠原涼子/樹木希林/阿部サダヲ/岡田義徳/小池栄子/矢沢心/生瀬勝久/荒川良々/本田博太郎他
東宝/2004-11-26
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★★★★


難しいことを考えたりする必要は無論ない。とにかく、笑える。少し泣ける。
二人の女の子が体当たりっぽく普通に芝居をしているが、
それが一生懸命さを感じさせるので健気でかわいい感じがして、好感が持てる。
特に土屋アンナというコはいい。初めて見るコだけど、なかなか美人だ。
あんなドいなかの不良(ツッパリ?)の女の子役なんて、
それこそかなりそういうイメージが定着しそうなのに、
精一杯演じてくれるところが、感動すら覚える。
それにしても、あれだ。
日本の映画は、本当に生真面目で、小さな世界を丁寧に斬新に描くことは
本当にうまい。少し敬意を表す。
だが、そういう中に、雑な描写はいかん。非常に目立つ。
主役の深田恭子の母親役を演じる篠原涼子のシーンは、どれも少し雑で
篠原はなかなかいいが、少し残念だった。
他と同じように丁寧に詰めてほしかったなぁ、と。

下妻物語” への1件のフィードバック

  1. 下妻物語

    つまらないギャグ満載のドタバタコメディ……。予告編を見て、そんなイメージを抱いたのが、そもそもの間違い。何の期待もせずに借りたDVDでしたが、ええっ?嘘でしょう?!これが、驚きの連続。監督した中島哲也さんの斬新な手法によって、これまで観たこともないよう

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