ずいぶん前にケーブルテレビで放送したのをVTRしたまま
ずーっと放置し、ようやく鑑賞した。
料理の映画じゃない。
ただのラブストーリーなんだけど、会話が小気味良いのと
ジュリエット・ビノシュが演じるヒロインのキャラクターに
魅力があるので、さくっと鑑賞できる。
シェフと素顔と、おいしい時間
監督・脚本:ダニエル・トンプソン
脚本:クリストファー・トンプソン
音楽監督・作曲:エリック・セラ
出演:ジュリエット・ビノシュ/ジャン・レノ/セルジ・ロペス/スカリ・デルペイラ/カリーヌ・ベリー/ラウル・ビルレイ他
松竹/2004-02-25
amazonおすすめ平均
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★★★
まぁ、正直複雑な話ではないし、不愉快なこともないし、
amazonの評判通り、もう一個★をあげてもいいくらいなんだけど、
「ヴェロニカ・ゲリン」と同点というわけには行かぬ、
というあたしなりの配慮である。
だから、まぁ、楽しめることは確かなのだが、
あたしは一箇所で行われる芝居のような映画はキライだ。
この作品はそうではないが、最初は空港とホテルの部屋しか出てこない。
だから二転三転して、ジャン・レノが思い立ったように
何十年も帰っていなかった実家へ帰るシーンは、
なんだかその解放感が会話の無い親子の再会を盛り上げるので、
じーんとなった。
とにかく、セリフ(言葉)がいい。
「凡庸な複雑さ」
「人間が嫌いなのに孤独が耐えられない」
「言い忘れたが、君に夢中だ」
他にもいろいろあるけど、そういう何ともいえないセリフが
至るところに飛び出してくるのと、
ベテランの2人の芝居はやはり、満足できる。
それに、ジャン・レノがホテルのルームサービスで頼むワインが
カロン・セギュール’96、ってのが甘いよね、甘い。
いや、味はしっかりしたもんだろうが、このチョイスはいい。
やっぱり、とても良かったな。
★を4つにしておこう。
正しい→★★★★
b=0;


シェフと素顔と、おいしい時間【2002・フランス】
松竹 シェフと素顔と、おいしい時間 ★★★★★☆彡パリのシャルル・ド・ゴール空港。12年付き合った暴力的な恋人セルジオ(セルジ・ロペス)から逃げ出すためメキシコへ旅立とうとしているエスティシャンのローズ(ジュリエット・ビノシュ)は、ストで飛行機
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