ホテル・ルワンダ [T]

ホテル・ルワンダ プレミアム・エディション
ホテル・ルワンダ プレミアム・エディション
監督・製作:テリー・ジョージ 
脚本:テリー・ジョージ / ケア・ピアソン
出演:ドン・チードル / ソフィー・オコネドー / ホアキン・フェニックス / デズモンド・デュベ / デイヴィット・オハラ / カーラ・シーモア / ファナ・モコエナ / ハキーム・ケイ=カジーム / トニー・キゴロギ / ニック・ノルティほか
おすすめ平均
stars人間の残虐な一面がまさにここに!
starsその民族に所属する、それだけで『敵』となることの恐ろしさ
starsもっと問題を浮き彫りに
starsアフリカを知ろう
starsすばらしい映画である。最後の歌に涙が止まらないだろう
Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ラッキーでした。早起きは三文の得。というのも、実に月曜日のこと。
早起きしたので買い物のために近所のイトーヨーカドーへ、それも
開店直後ぐらいに行ったら、併設の109シネマズで上映していました。
そりゃあ、まぁ、観るしかないでしょう。
★★★★


いやー、ドン・チードルは最高です。
あたしの知っているドン・チードルのどれとも違う、普通の役!
でも、うまい人だよ。
映画そのものも、なかなか見ごたえのあるものでしたけど、
こういう映画を好んで観るタイプではないので、
ドン・チードルじゃなかったら、もしかすると観なかったかも。
それにしても、この映画のテーマはヘビーだ。
狂気だね、あれは。人間が人間をナタで叩き殺すなんて!
現実に行われていたわけだし、狂気は本当に隣にあるよ。悲しいことだ。
いろいろなところで、涙が出てしまいました。
何を感じることができれば正しいのか、とかって、ふとそんなアホなこと
考えてしまうような映画です。
ドン・チードルのありとあらゆるシーンは良かったけれど、
非常に印象的だったのは、本当に少ししか出てこないんだけど
ルワンダに取材に来た米国人カメラマン役のホアキン・フェニックスが、虐殺と争いが激化して、外国人だけがルワンダを出国することになり、
つまり、ルワンダの避難民を見捨てる格好で、
諸外国は、自国の人間だけ出国させるわけなんですが、
ホアキンも例に漏れず、自分が宿泊していたチードルのホテルを
後ろ髪を引かれるような気分で発たなければならない。
そのシーンで、雨が降ってきて、傘をさしてくれたホテルのボーイに
ホアキンが、“傘なんかいい。恥ずかしい”と言うんだけど、
その一連のシーンが、なんだか、痛くて印象に残った。
自分は帰るけど、その後、もしかしたら、この人たちは
殺されてしまうかもしれない、って思ったら、
それなのに、何も出来ないと思ったら、
恥ずかしいやら、情けないやら、ようわからんけど、痛い。
けれど、決して救いのない映画ではないし、
実話を下敷きにしているわりには面白かったです。(ちょっと偏見)

★MEMO★今年中に観たい作品★MEMO★
[現在の劇場未鑑賞積残し作品↓]
ホテル・ルワンダ
ゆれる
ユナイテッド93
X-MEN:ファイナル ディシジョン
レディ・イン・ザ・ウォーター
カポーティ
ワールド・トレード・センター
[これから公開する作品↓]
16ブロック
ブラック・ダリア
サンキュー・スモーキング
地下鉄(メトロ)に乗って
父親からの星条旗
手紙
7月24日通りのクリスマス
プラダを着た悪魔
トゥモロー・ワールド
硫黄島からの手紙
犬神家の一族

ホテル・ルワンダ [T]” への2件のフィードバック

コメントを残す