解夏 スタンダード・エディション
監督:磯村一路
出演:大沢たかお/石田ゆりこ/富司純子/林隆三/田辺誠一/古田新太/渡辺えり子/柄本明ほか
原作:さだまさし
東宝/2007-04-20
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★★★
07.04.28/CATV[日本映画専門チャンネル]
HDDに録画して貯まってしまった大河ドラマ「北条時宗」を
DVDにダビングしながら観ていた。
画面の下3分の一にダビングの状況が出ているままだったので
完璧に鑑賞できているとはいえなくて、ごめんなさい、と
誰にともなく謝ってみる。
だって「解夏」って何のことかさえ聞き忘れました。
儒教の話をしていたような気がしたんだけど。
・・気を取り直して感想を記録する。
おもしろい作品ではなかったのですが、
なるほどね、と思う箇所はあるし、ほろっと来る箇所はある。
光を徐々に、やがて完璧に失ってしまうと知って苦悩する主人公。
それは、とても怖いこと。
でも、この主人公は周囲に恵まれた人で、良かったと思う。
長崎の地形がよいね。坂道が露骨に映し出されるしね。
林隆三扮する主人公の恋人の父親は物分りが良すぎると思う。
主人公の母親を演じる富司純子さんがめちゃめちゃ巧い。
人はどんな境遇であっても、決して一人では生きられない。
というより、生きてはいけないような気になる。
だから、愛していたら、愛されていたら、
迷惑かけてもいいのかな・・・?
・・・なんて思っちゃう作品だった。
わからんよね、そんな風に思うことなんて。
