ブラッド・ダイヤモンド 特別版(2枚組) レオナルド・ディカプリオ. ジャイモン・フンスー. ジェニファー・コネリー. カギソ・クイパーズ. アーノルド・ボスロー エドワード・ズウィック おすすめ平均
by G-Toolsアフリカの大地
慣れると危険
This is Africa
ワイルドなデカプリオ
映画を通して世界情勢を知る
★★★★☆
2007.05.05/109シネマズ木場
それほど期待してなかったんだけど、なかなか良かった。
ダイヤモンドを巡る紛争(紛争ダイヤ、とまで言われている)が
あるなんて知らなかったし、それがあんなに酷いとはね。
考えさせられる作品なんだけど、それはそれとして、
アクション(戦闘)シーンは娯楽映画として楽しめるし、
今回のレオナルドくんは、とても好感が持てました。
タフで強くて、悪くなりきれずに、、、という感じの
よくあるキャラクターではあるけれど、
内側にはいろいろな過去や思いを抱えている
主人公のダニー・アーチャーを見事に表現してくれたと思う。
なんか感情移入させられるものがあって、びっくりした。
見せ場が多く、難しいというわけではないかもしれないけれど
何か、今までとは違う迫力というか、気迫を感じました。
アフリカ人の正しき父親でダイヤとRUFに奔走されるソロモン
を演じるシャイモン・フンスーも相変わらず見事な演技。
ふたりを助け、アーチャーに肩入れしていくタフで美人の
女性ジャーナリスト・マディーを演じたジェニファー・コネリーも
やっぱり今までとは違って、とても良かった。
対立勢力同士の争いや、RUFの追跡から逃げまくるシーンは
とても緊迫するけど、とても迫力があって興奮しますし
-息子を守るのが父親だ。それができないなら生きる意味などない。
とアーチャーに真剣に訴えるソロモンのシーン、
そして、父と子の問題を解決するシーンには感動を覚えました。
ドラマ性、もさることながら「クールな傑作」ともしたかったけど
欲を言えば、もう少し、あと少しでいいから
尺を短くまとめてくれたら良かった~、と。
良い作品には、欲が出るものだ。
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ワイルドなデカプリオ