ミッドナイトイーグル スタンダード・エディション
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2008.01.13/ユナイテッド・シネマ豊洲
★★☆

年に一本ぐらいだけど、普通の日本映画を映画館で観る。
でも、日本映画は基本的に好まないから、観る動機は不純。
不純というほどでもないけど、要するにミーハー。
今回は大沢たかおさん以外の主な出演者が全員好きだ、という理由。
石黒賢さんに関してはちょっと違うけど。
いや、この映画での役どころはおもしろいけど、
石黒さんって、最近は悪役の方が私は好きだな。
玉木宏さんにはもう年末だか年始だかにオダギリさんに裏切られて（失礼）
それ以来、格上げマジモード入ってるし（バカ・・・）、
袴田吉彦さんは初代JUNONボーイの時からのファンだし、
吉田栄作さんをキライなはずはない、そんな世代だから、私。
吉田さんといえば、あの有名な、
「さゆりぃぃぃぃ、みゆきぃぃぃぃ、おやじぃぃぃぃ、うぉぉぉぉ！」
っていうセリフしかないようなドラマ、何回も観てます。
また観たいくらいです。山口智子さん、相当すごかった。
それはさておき、吉田栄作さんは良かった。
彼はやっぱりいいんだよね、いいのよ。とにかくイイ。
玉木さんの役は誰でもいいと思うけど、彼はいい。
いるだけでいい。（・・・・・・ごめん）
映画そのものは、感想を言い難い、なんかテーマのわりには
ぼや～んとした映画なのよ、これが。
アクション映画のはずなのに、のんびり進む感じ。
雪山で歩いているからかなぁ。そういう印象を受けてしまう。
でも、ダメってほどじゃない。それほどじゃない。
どちらかというと、東京の工作員がらみの方は観てられない。
4人いたら、2人ぐらいは外国語話そうよ。大丈夫だから。
最後の藤竜也さんのセリフは関西弁じゃなくてもいいだろう。
藤竜也さんはすごく良かったんだけど、残念だ。
とまぁ、細かいところはさておき、
私の希望としては、もう少しラストを盛り上げて
感動させてくれるような仕上がりにして欲しかった。
もちろん、もちろん、子供がらみは弱いんだけど、
そうじゃなくて、せっかく「戦争ダメ」って強く言ってるから
もう少しなんか、こう、欲しい。
それには、どうしても一人生き残らせる必要があったと思う。
そのためには、現場に到着する自衛隊員が吉田さんのほかに
もう一人欲しかったし、逆に玉木さんの役の人はいなくていい。
そうすれば帳尻を合わせるようなセリフも不要だったし、
民間人は大沢さんがひとりで行けば良かった、というのが希望。
まぁ、そんな風に思っちゃうのは、
私の観方が浅いせいかもしれませんが。
でも、別にダメじゃない。
日本映画にしては珍しい感じだし。
テレビでやったら観てもいいと思う。うん。