巣鴨で地蔵に『職に就けますように』と祈願していたら、そのまま180年後の未来(つまり現代)へタイムスリップしてしまって、そっちで意外な才能を発揮し、就職してしまう旗本侍の話。
・・・っていうと微妙ですが、実はちょっと違う。でもまあ、概ね正しい。詳しく言っちゃってもいいというタイミングではないからね。(笑)
これって仕上がりがとても良かったけれど、多分、原作もとってもイイんじゃないかと思うの。実にとってもおもしろかったの。どちらかと言えば癒し系。かわいいお話です。
ちょんまげぷりん (小学館文庫)
荒木 源
小学館/2010-02-05
おすすめ平均
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水曜日の夕方のニュースでこの映画の宣伝をしているのを観て、なんだか無性に観たくなり、最近にしては珍しく初日に観に行ってきたわけですが、面白かった。もう一度観たいもん。本も読みたいと思ったし。
ぶっちゃけ『ニューヨークの恋人』に子供という要素を加え、日本風に温くアレンジしたような感じなんですが、笑えるし、泣けるし、子役はかわいいし、ともさかりえさんは上手だし、映画初出演にして初主演(・・・らしい)の錦戸亮くんもタイムスリップしてくる旗本侍・ヤスベイさんの昨今の男性にはなかなか見られないサムライ気質を好演していましたし、特に悪いところもなく、深く考えるほどのものでもなく、気軽に「面白いから観て観て!」と言える作品だと思います。
というわけで、面白いから観て観て!
2010.07.31/TOHOシネマズ錦糸町
★★★★☆
JUGEMテーマ:錦戸亮

