ピンクとグレー

★★★☆ 
2016.11.12/TSUTAYA DISCUS  

ピンクとグレー DVD スタンダード・エディション ピンクとグレー DVD スタンダード・エディション

KADOKAWA / 角川書店 2016-07-08
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菅田将暉くんはお芝居が上手だと思うんですが、あまり幅は広くはないですよね、今は。

この映画でもその広くない幅に収まる演技ですが、上手です。

一方の中島裕翔くん、顔の雰囲気が錦戸亮くんに似ているというのもあって、好感を持って観ていました。

別にけなすところはございません。突き抜けて何かがいいというわけでもございません。

ネタバレします。

映画はおもしろいんですが、私の場合、後半、中島裕翔くんが演じる子が自殺してからは、

気分がなだらかに下降しました。

不思議な演出というか、まあ、それがタイトルに言われる「ピンクとグレー」、つまり

「ピンクの世界からグレーの世界へ」不思議な話で、前半は幼馴染の二人、ゴッチとリバちゃんが

ひょんなことで芸能界に入り、中島くん演じるゴッチだけがあっというまにスターになり、

菅田くん演じるリバちゃんはゴッチのおこぼれで仕事にありついているような状況にある。

でもゴッチが自殺し、リバちゃんがゴッチの自叙伝を書き、その映像化で主役のゴッチ役を

リバちゃん自身が演じ、あっというまにスターに・・・。

ま、それはいいんですが、後半の故ゴッチを演じるリバちゃんの役も中島くんが演じるんです。

映像はグレー。グレーの世界のゴッチ、ということでしょうか?

理論的におかしくないけど、最初は戸惑う。

そんな話。

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