★★★★☆　
2016.11.19／TOHOシネマズ日本橋　　

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まずね、モビルスーツの戦闘シーンがすごい。

ガンダムっていうのは、いつでも『No.1！』だなーって思わせられるような

すごい戦闘シーン。最近のいろいろなコンピュータ上でのクリエイティブの技術も

すごいのでしょうが、人の目で見て、人の感覚でそれも扱うわけですから、

とにかく、感動しました。

えーと、私、コミックは流し読みで、ちゃんと読むのはカイ・シデンが登場するところだけ。

今回の運命の前夜では、カイ・シデンの出てこないところがメインですから、この戦闘シーンも

記憶にはありませんでしたが、映像はものすごいものでした。

ミノフスキー博士が亡命に失敗して、量産型の初期のガンキャノンの下敷きになって死ぬシーンです。

追いかけてくるのはランバ・ラルと黒い三連星、そして、モビルスーツパイロットになりたての

シャア・アズナブルことキャスバル・ダイクン。

三連星やラルさんもさることながら、シャアは赤いモビルスーツで

次々と連邦軍の戦闘機やなんやを沈めまくります。正に鬼子です。冷血です。迷いません。

話としては、前作「暁の蜂起」のほうがおもしろいです。が、今回は戦闘シーンで勝てます。

前作の蜂起のシーンももちろん映像はすごかったけど、今回のように、宇宙での

モビルスーツの戦いのシーンは見ものです。

えーと、ダブリでワルなカイさんが登場します。子供らしい演出で原作どおりです。

ララァの声（早見沙織さん）がすごくいいのですが、この声はセイラさんでも良かったと思います。

逆にアルテイシアの声の人（藩めぐみさん）は、昔ララァの声をしていた人（藩恵子さん）の

娘さんのようなので、それこそララァの声でも良かったんではないか、とやっぱり思いました。

そして、次回は2017年秋のルウム戦役、その次は2018年、赤い彗星誕生、とのことです。

そのまま続くとなると、光る宇宙、みたいなところはオリンピックのあとだよね。

うーん、、、生きているかわからんなぁ、、、（「生」に対してものすごく自信がない）。

でもこの美しい映像で戦闘シーンが見られるのなら、生きているのも悪くないぞ、と。