★★★★☆
2017.7.19/TOHOシネマズ日本橋
「ハクソー・リッジ」スタンダードエディション [DVD] ![]()
バップ 2017-11-03
by G-Tools
メル・ギブソンって私生活でわりと問題報道が多いけど、けっこうな映画を作るよねって先日も友人と話してたんだが、この作品もなかなか良かった。まあ、見ごたえがあった、とか言う言い方があってる気がする。
俳優としては顔が濃い気がするので私はそれほど好きじゃなかったんだけど、去年の末に亡くなった私の母親が彼を好きで、メルさんの映画は来ないのか?とよく言っていたんですが、その母親に本作を見せても、多分、メルさんが出ていない、と言って不満を言うだけだろうけど、まあそれはさておき、この作品は見ても損はない。・・と思う。
かつて初代ガンダムに登場する、主人公の少年が憧れた補給部隊の女性中尉が、補給部隊にいれば戦争という破壊の中でモノを創っていくことができる、と言うのです。この映画の主人公のしていることはそれと似ているようで、ちょっと違うんですが、戦いの中で敵を殺すのではなく、味方を救うのです。若干の敵も救ったみたいですが。
彼は彼の宗教上の理由で、銃が持てません。断固として拒み、えーと、なら、なんで軍隊に入ったの?ってみんなが言いたくなるほど、拒み、ついにはそれが原因で投獄、あわや極刑か?とまでになるんですが、、、ああ、まあ、とにかくそんなこんな最終的に彼が銃も持たずに従軍・出征した先がハクソーリッジ。これ、沖縄です。
前半は、彼が銃を持てない(持たない、持ちたくない)のに軍に入隊・・・・ということに端を発するいろいろなドラマ、
後半は、銃を持たずに戦場に出て、そこで彼が何を行ったのか、それによってどうなったのか、といういろいろなドラマ、
そのドラマのつまった本作品の後半の舞台は沖縄です。
あっと云う間に終わりますので、お時間のある方はぜひ。
ちなみに、戦争映画が苦手という方のしんどいシーンの方は、うーん、まあ、そうね、普通にありますけど、プライベート・ライアンの冒頭、ノルマンディー上陸のシーンよりはソフトだったんじゃないかと思いますが。
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