★★☆
2018.3.24/WOWOW録画
追憶 Blu-ray 豪華版(Blu-ray2枚組) ![]()
東宝 2017-11-03
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全体的に気持ち悪い映画。まず昭和の映画みたいに古めかしい感じがするのは、降旗監督と木村大作さんだからなのかもね。丁寧です。それは本当にそう思いました。ひとつひとつの描写が丁寧なので不快感はありません。では何が気持ち悪いのかなぁって思ったんですけど、登場人物がほとんど気持ち悪い。
小栗旬と木村文乃が演じる夫婦はそんな中でもどこか普通で安心できるんだけど、他はどっかイヤ。特に殺害遺体で発見される男と、そしてその人と実生活で夫婦?らしい女性は見るのもイヤな感じで、いくら演技が上手か知らないけど(上手なんですよね?)見た目が不愉快な役者は私は無理です。そして長澤まさみ。あの役は誰でもいい感じだったわー。
こんなことを書くのは本当はダメなんでしょうけど、どうしても納得がいかないので、書いてしまう。あくまでも私の感想だから許してほしい。
本作の起源となっている最初の事件は、小さい子供3人が「あの人のために、あの男を殺そう」と思ってそして実際に行動に移すっていうことなんだけども、そんなすごい原動力となる「あの人」っていうのはもっと美しい人じゃダメだったのでしょうか?そしてその人が年老いて認知症のような状態になってもまだなお、美しい女性ではいけなかったのでしょうか?
夢が無い。無すぎる。
