グリーンブック

★★★★   
2019.3.1/TOHOシネマズ日本橋     
   
http://www.youtube.com/watch?v=awUd_khNEcc    
    
    
昔、最強のふたり、っていう作品を観て、すごく面白かったので、今回もそんな感じかなと思って楽しみにしてたら、オスカーをとった。作品賞とか助演男優賞とか、まあ、そこそこ受賞した。
   
特に何も起こらない。というと意味わからないかもしれませんが、あの時代にこんなことをしたらこうなるよね、っていう普通の話なんだけど、黒人のピアニストとイタリア人のボディガード、それぞれの性格というか、人柄というかが、とてもわかりやすく描かれているので、裏切られることはない。特に何も起きなくても、セリフのひとつひとつが自然で違和感もなく、淡々と進む。
 
そしてラスト。
イタリア人の妻(これが、あのER後半で相当成長し、キーパーソンとなって最終話まで出演し続けた看護士のサマンサ・タガートを演じてた女優さんなんだけど)が黒人のピアニストに言ったひとことで、なんかほろっときてしまうような、そんなステキなお話なので、何か映画を観ようかな、と思っているなら観にいってください。

ちなみに、しばらく営業を停止していたTOHOの日本橋が今日から営業を開始、でも半分だけなんだけど。これって想定内ではあったけど、映画も初日で、映画館も再開初日で、一番大きなスクリーンで、しかも21:40から終映は24:00という遅い回にもかかわらず、かなり人が入っておりました。アカデミー効果でしょうか? 
  

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