★★★★/2021.01.02/TOHOシネマズ日本橋/
待ちに待った公開ですよ、元日!まあ、私は2日に観に行ってまいりましたが。
とにかく私はゾンビ映画(ドラマ)が大好きです。ゾンビ映画の感想書くたびにいってるような気もするけどね。この作品は前作『新感染 ファイナルエクスプレス』の4年後の世界での出来事という描き方。前作がまあ、すごかったので期待しすぎないようにしていて正解でした。でもゾンビのキレキレの動きと高速の走りは健在。笑。動きの速いゾンビがきたら怖いよねー。ネタバレします。
4年前のゾンビの発生で無政府状態の廃墟と化した韓国。生き残って義理の兄(綾野剛を30発ぐらい殴ったらこんな感じ)と一緒に香港に潜伏している元軍人のイケメンが、ゾンビだらけの韓国に残された大金を積んだトラックを取りに行く話。
アフターゾンビ且つウィズゾンビな韓国で、キビキビ動くゾンビを交わしながらミッションを達成するかと思われた矢先、韓国内で生き残っていた、ある意味ゾンビより余程タチの悪い暴力集団に襲われて、義兄は捕まり、イケメンはあわやゾンビに喰われる!と言うところを車でやってきた幼い姉妹に救われる。
幼い姉妹はものすごいカーテクニックでゾンビをやり過ごし、隠れ家にイケメンを連れて帰る。姉妹はすでにイカれたお爺ちゃん(目を細めてよく見ると陣内孝則風)とむちゃくちゃ強い母親と4人でひっそり暮らしていた。実はこの母親、4年前にゾンビから逃げ惑う最中に、イケメンが車に乗せてあげなかった親子の母親で、と繋がってくる。
子供がものすごいカーチェイスを披露する時点で、あーあ、ってなっちゃうけど、スピード感やイケメンのいかにも兵役バッチリ行ってきました!って言う銃撃アクションなどが、色々残念なところを帳消しにしてくれるから全然オッケー!
そしてまた、韓国映画特有のウエットな要素もたっぷりで、泣ける。
そう言うわけで、今作もオススメです。私はあの主役のイケメンのアクションと目ヂカラに心を鷲掴みにされて、もう3回ぐらい観ておきたいです。